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作者の独断による偏向偏見社会情勢マンガ
いつの間にかこうなってたジェネレーション擬人化。
そんな解釈間違ってる!!とかまぁそんなことは考えずに、おトイレのお供にどうぞ。
不謹慎に不定期に身勝手に続きます。

現在の状況

勝てる気がしねぇ☆

嘘みたいだろ…
これで「これだからゆとりは」って言われるんだぜ…
派遣をきったところで、そこがやってた仕事自体が無くなるわけではないので、
結局どこかに仕事がねじ込まれるんですよね。
主にぺーぺーに(爆)

不景気しか知らないので異常に貯金節約気質の三男
遊び回るとか、車とか、むしろ無駄にしか見えません。お金があっても殆ど使いません
とりあえず豪華な遊びには事欠かなかった長男
肩書き重視主義(?)の長男は、他人からその点をスゴイといわれることが大好きです(笑)
そして、経済状況さえ良ければ本当は豪快に遊びたかった次男
世界に通用するサブカルチャーを作り続けてきた実績とセンスだけはピカイチの次男、
本当は消費牽引の潜在能力があったのですが…
大人になるにつれ心の吹雪が酷くなる一方でそれどころじゃなくなっちゃいました。
「二次創作は禁止」?何のことでしょう、私は何の二次創作もしていないですよ?

      ┼╂┼
    ∩_┃_∩
     | ノ      ヽ
    /  ●   ● |
      |    ( _●_)  ミ
       彡、   |∪|  、`\
     / __ ヽノ /´,> )
     (___)   / (_/
|       /
          |  /\ \    アナロ熊
 | /    )  )
 ∪    (  \
                         \_)    ※ 著作権はありません


こんな実戦形式の採用試験が近年の流行なんだとか。
氷河期に入ってから新卒学生に求められるスペックが異様に高くなりました。
新卒採用で、企業ごとに異なるエントリーシートや自由課題を与えたり、曖昧な採用基準が登場しました。
原因としては、個性尊重主義で育ってきた学生達にあわせたのもひとつですが、
企業業績が縮小路線に変わった為、新人教育にあまり時間を割けなくなったのも大きいようです。
また、氷河期は学生と企業のミスマッチも多くなり、入社後すぐ辞めてしまうといった現象も起きた為、
企業側もミスマッチ人材は出来るだけ採用段階ではじきたいという心理も働いています。

かつては入社してから時間をかけて仕事を仕込み、学生から社会人へと育てていました。
その仕込み段階で飽きて辞めてしまった氷河期世代からの反動か、今度は企業が
「仕込まなくても才能がある学生」を求める傾向にあるようです。
我慢できずに早とちりして切ってしまうのが、学生から企業に移ってしまった状態です。
しかし企業側も、上が要望する「才能のある学生」をどう見抜くのか、
今までやったこともない選考方法は、暗中模索の状態。
新卒採用試験は過剰に複雑怪奇になってしまいました。
こんなご都合主義ばっかりゴリ押ししてたら、
タダでさえ企業は新人が成長出来てない「少子高齢化」で倒れると言われているのに
骨粗鬆症まで発症して足腰立たなくなる気が…

携帯やネットの普及で「知ってて当然」情報が膨大になるわ、
有害情報にふれる年齢も敷居も低くなるわ、
学校の勉強がグダグダだから逆に塾だのお受験だの忙しくされるわ、
就活時期は3年の冬から開始してるわ、
新卒逃したらもう人生おしまいレッテル張られるわ、
無謀なインフレ選考基準のお陰で使い物にならない呼ばわり大量発生するわ、
学生なのに社会人のスキルまで要求されるわで、
全くゆとりのない人生を送っているゆとり君でした。


今年の新卒の求人倍率は1.62。昨年度の求人倍率は2.41でした。
昨年と比べてしまうと、学生さんにとってはどうしても大変だという印象になるでしょう。
何かと恐縮する傾向のあるこの世代の新卒に、更に拍車が…
恐らくこの冷え込みは来年解消される気がするんですが、
氷河期世代とこの世代では社会情勢も人間の傾向も全く異なるので
氷河期をお手本にできるのかといわれると、難しいですね。



「若年雇用対策プロジェクトチーム(PT)」
職にあぶれた若年層の非正規雇用者の救済と、
来年度の新卒採用が23%減の氷河期レベルに下がる見込みとなることをふまえて立ち上げられました。
始めに失業者対策からやるのかと思いきや、まずは新卒採用の対策から入るようです。
沈没船でもう既に空いた穴をふさぐより、新たな穴が空いて被害拡大しないようにする訳ですね。
しかし氷河期世代は今までも、対策が後手後手に回され続けている訳で
この対応だけでは今後更に
新卒至上主義に拍車がかかってしまうことは避けられません。
やろうとしてることは理屈では正しいものの、
どこまでもお荷物扱いしかされない氷河期がちょっと可哀想に思えてくるPTでした。


内閣府が2009年5月29日に発表した「2009年版男女共同参画白書」で、
「男性は外で働き、女性は家を守る」という意見に
「賛成」の女性は20歳代が36.6%で、これは60歳代の40.2%に次いで多かったのです。
30歳代が34.2%、40歳代が30.7%、50歳代が31.6%で、
やはり女性の社会進出が叫ばれたバブル世代は反発(?)が強いようです。
その次に多いのは30代ですが、
ここは「いずれ女性の社会進出も苦労なくできる社会になる」と初めは希望を抱いていたけど
社会は全くそちらに動かない、むしろ苦痛まみれになってる不安の影響。
氷河期世代は、景気が大荒れの割に、ベンチャー立上げや転職の断行が大好きとかいう
訳の分からない元気がありました(笑)

バブル世代の両親世代は、比較的古い社会概念を持った世代の上、
「家」と「仕事」が一体の、「家業」の意味合いが強かった「仕事」ではなく、
戦後、外の「会社」に従属して「給与」を持ち帰る、仕事と家が分離した時代に生きた世代です。
それ以前は、役割は違えど男女ともほぼ均等で、男女共同でこそ成立した「仕事」と「家」が
男性の仕事一方に偏ってしまいました。
そこで発生した圧倒的な男女格差を小さい時から見て育っている為か、
「家庭だけに閉じ込められて、旦那の稼ぎに乗っかるだけの一生なんてイヤだ」という感覚が芽生えました。
そして、大卒の女性を筆頭に、様々な分野へ女性進出の突破口が開かれていきました。
同世代の男性も、当時は「イケイケ☆ドンドン♪」なノリだったので、
新人同士やりやすかった(?)のかもしれません。

しかし、そんな上の世代が社会を変革しきれず、今現在苦労しているのを見て、速攻で守りに入ったのがゆとり世代。
しかしこの専業主婦願望は、
単純に「会社で仕事するより家にいる方が楽だ」という、決して前向きな家庭回帰とはいえないものなので、
「男だけに苦労させときゃいいとか、女はお気楽でいいな」と
蔑視される風に戻ってしまうのかも知れません。
女性が家庭に閉じこもったとしても、昔のような堅固な「家庭」が作られるとも考えにくいです。
戦前でも、女性が家に「閉じこもっていた」時代など一度もなく、むしろ「家事+家業」と、
男性のように表舞台に立つことはなくても、「仕事」において重要な責務を無理矢理背負わされていたので、
そう考えると、少子化の原因を「女性の社会進出」にのみ帰結させるのは筋が通りません。

もしバブル崩壊後の氷河期から、無事景気回復していたなら、
今頃は「女性の社会進出と家庭の両立」「健全な新卒採用」「起業活性化」を完了して、
「転職・中途市場」ももっと認められ、日本はより自由度の高い社会になっていたのかもしれません…ね。


株券は今や電子化されてるんで過去の遺物ですね
長男は車、大好きなんです。

F1撤退や、東京モーターショーに参加する企業が減ってしまったり、
自動車業界は、若者の車離れだけでは理由にならないような低迷ぶりを出してます。
F1撤退とか、本田宗一郎がきいたら泣くでしょうね…
F1の意義は、単純な勝負ではなく、
エンジンの機能性能を極限まで研ぎ澄まし、完璧を目指して開発する所にあります。
理由としては、「近頃のファミリーカー指向にF1でのエンジン開発が見合わなくなった」との事ですが、
日常には関わらない開発であっても、それは無駄ではないのです。
ロケット等の宇宙技術開発にもいえる事ですが、
日常生活とは関係なくても、
その技術を成功させている国と、そうでない国ではあらゆる面で、発言力が全然違ってきます。
海外では、最終的に、良くも悪くも「軍事技術」へ昇華する道が残っている為、
どの分野の企業も技術開発は最重要ポジションに据えていますが、
現在の日本ではすぐ実利に結びつかないと
続けさせる余裕がないようです…
なんとも切ない技術立国。

昭和の高度成長を創った戦前世代たちです。
団塊世代も、高度経済成長を創った側と捉えられることがありますが、
その時代の1955~1973年には、戦後生まれの団塊世代は6~26歳と、まだまだ
子供だったので、生産よりも消費側として関わっていました。
で、団塊たちが活躍したのは、培われた堅固な経済力を基盤とした安定成長期の時代です。
調子こいてバブル泡立ててみたりしました。

年金が一番最初に導入された理由は、戦争の戦費調達。
「保険料を払えば、払った人には年を取ったら年金を支給する」というものなので、
第一世代からは、保険料を徴収はしても、彼らが年を取るまで支払う必要がないので
お金が一方的に入ってくるステキ財源だったのでした(笑)

団塊世代が働き盛りの時代になると、社会保障が徐々に拡充され、
彼らが上の年代へ払う保険料はどんどん増加しました。
しかし、団塊世代以降は少子化が起こり、
年金制度の先細りが見えてきた為、大人口を抱える団塊世代がいざ貰う側になった現在、
支給される年齢が60歳より上がったり、
財源自体が縮小しているので受給額が減ったりして、
今まで高齢者を養う為に沢山払うだけ払って、自分たちはあまり貰えないという状態になってしまいました。

受給倍率について、2009年5月に厚生労働省から、このような試算が発表されました(単位:万円)
   年代       保険料  受給額   倍率       
70歳(1940年生)       ,900    5,600    6.5 
60歳(1950年生)    1,200    4,700    3.9 
50歳(1960年生)    1,800    5,100    2.9 
40歳(1970年生)    2,400    5,900    2.5 
30歳(1980年生)    3,000    7,000    2.3 
20歳(1990年生)    3,600    8,300    2.3 

と、戦後世代はガバッっと倍率が下がってます。
「団塊なんぞよりも下の方が、もっと損じゃんかYO!」と感じると思いますが(笑)
ただ、要注意なのが、倍率ではなく保険料と受給額の差額を見ると、どこが一番損なのかが変わる事と、
時代によって貨幣価値と物価が違うので、一概に「若い方だけが損をする」とはいえない所です。
大概、役所の試算は、凄まじく楽観的な設定でやるので、実際はこれ以上に酷いことになりそうな所が問題。

戦前世代は、厳しく頑固で意地っ張りで地震雷火事親父な「昔ながらの日本人」の最後の世代ですが、
作者は身近に付き合った事がなく、どういう性格の世代か実際に判らんので、出てくることはないと思います(笑)
何となく、太平洋戦争中に成人で、苦難の時代を生き抜いた昭和一桁世代は、
静かで芯の強そうな女性のイメージがします。


第10回の続き(笑)
今年のボーナスは、平均15%OFFでございます。
リーマンショックから、1年以上たった訳ですが、何故か?株価独歩安のJAPANでした。
夏頃に一瞬、回復の兆しが見えたんですが…

何かってなんだよ

はっきりと人と同じか、それ以上でないと気が済まないバブル世代と、
負けたとしても、個性尊重な育ち方をした為か、なにかと言い訳を見つけるのがうまい氷河期世代(笑)


まぁこんな程度です。